- 2015-7-20
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こういう健康番組をいつも見ていれば
健康を維持できるはず。
もち論、その教えをちゃんと守れれば、ですが。
お茶の間で、居間で、夕食後にお茶でも飲んだり、
デザートにポッキーでもポリポリかじりながらでも良し。
ただいながらにしてテレビから情報が流れて来てくれる。
「こりゃありがたい事じゃ。」
「便利な世の中じゃ。」
そう思っている人も多いのではないでしょうか?
ダメです!!
そういう事だから困るんです。
そういう受け身の行動を取るから洗脳されるんです。
テレビは恐ろしいんです。
たくさんの人をだましてきているんですから。
もっとその点をしっかり認識しないと!
じゃ、具体例を出してみます。
例えば「経皮毒」ってあるんですけど
この駆け込みドクター!でやりましたっけ?
これをテーマにした民放番組って
私はまだ見た事がないんですよね。
多分ほとんど取り上げられてないと思います。
シャンプー、リンス、石鹸、口紅、歯磨きなどが
頭皮や皮膚から体内に入って害を及ぼす事なのですが。
皮膚を経由する毒なので「経皮毒」です。
それらは毒性があるそうで、
個人差はありますが本当に被害者も出ています。
ある知人は体調が悪化して治療に約半年掛かったそうです。
そう言われればシャンプーによって頭がかゆく
なるのもありますね。
まぁ、そんなに重症の人は他には周りにいませんが。
確かに髪を染める白髪染めやヘアカラーの説明書には、
必ず頭皮以外の皮膚でパッチテストというテストを
してから使うよう書かれています。
要するに最初から人によっては被害が予測されていると。
そう言えばカネボウの美白化粧品か何かで
多くの被害者が出ました。
大手有名メーカーでもそういう事があると。
正確に言えば経皮毒は体内にまで毒が回る事で、
皮膚だけの被害とは別物のようです。
しかし毒には変わりありません。
理想的にはそういう余計な物を体に塗ったり
付けたりしないのが一番でしょう。
余程の理由がない限り。
しかし、「本当にそんなに毒が強ければ消費者団体や
環境保護団体が黙っているはずがない。」
という声がネット上に載っています。
つまり、そんなに危険性はなく、危険性をあおるデマだと。
実際に、他社製品は経皮毒で危険なのでこちらを買え、と
いう商法で利益を上げていた会社があったそうです。
経皮毒はまったくのインチキ話だったという事?
でも先程の「~黙っているはずがない。」という説は
まったくの誤りですので解説致します。
今回の言いたいポイントはそこなんです。
私は複数の環境保護団体に加入していた事があります。
それらの本部へも訪問した事があり、研修会で
交流した事もあります。
それでわかったのは、彼らはそれ程すべての問題に
関われないという事です。
人数も予算も限られている中でやっとやっているだけです。
基本的には事業計画、予算計画を立てて
その通りにやるだけです。
そこへ何でもかんでも後から詰め込むのは無理なんです。
それに、あちこちに分野を広げれば重大問題の方が
おろそかになります。
もし、直ちに原発廃止を求めたい時に余計な事に労力や
予算を奪われてしまっては、それこそ環境保護団体の
存在感まで弱まってしまいます。
とにかく環境保護団体にはそれ程多くを期待しても酷。
そんなに手が回らないんですよ。
なので「~黙っているはずがない。」と思うのは
環境保護団体を立派にとらえ過ぎているという事です。
騒ぎたくてもやってられないんです。
いや、実はもっと凄い話があります。
環境保護団体の人でも不勉強なせいで
そんなにあらゆる問題に精通していないんです。
下手をすると一般人より無知な場合もありますから。
私としても「よくそれで環境保護団体って言えるな。」
と呆れた事が何度もありましたから。
さて、駆け込みドクター!でも取り上げられないし
どうやらデマみたいだし、という事で
経皮毒なんか無視していいのでしょうか?
そんな事はありません。
少なくとも危険性は0(ゼロ)ではないのですから
自分で気を付けた方がいいのです。
個人差によるとしても自分だけ関係ないとは限りません。
シャンプーならば水で薄めるとか、
歯磨きを付けずに歯を磨くだけでも対策になります。
使用量が減れば費用も減ります。
これに限らず、危険性が心配されるならば
予防的に対策を取る方が被害を減らせるんです。
そういう予防原則が非常に重要です。
そんな当たり前の事をしない国が大馬鹿日本なんです。