- 2014-2-22
- ウインター・スポーツ, スポーツ
photo by pakutaso.com
ウインタースポーツと言えば、スケート、スキー、
スノーボードが中心ではありましょうが、
スノーシューもあります。
スノーシュウは「西洋かんじき」とも
呼ばれる雪上歩行用具です。
実際は雪上トレッキング、雪上ハイキング、雪上自然観察、
雪上の作業、バックカントリーなどに使われる事が多いです。
ですから、これで直接スポーツをする話は
余り多くは聞かれません。
でも、スノーシューをはいて
走って競争する「スノーシューイング」と
呼ばれる競技もなくはありません。
又、ノルディックスキーのように
ストックも使いながらスノーシューで
歩いたり走ったりする「ノルディック・スノーシューイング」も
ある事はあります。
さて、日本のかんじきは「和かんじき」又は「輪かんじき」と
呼ばれていて、輪のように丸い形をしていて、
靴にくくり付けて固定するだけです。
しかし、スノーシューの場合は前後に長さがある形状で、
踵が上がるようになっています。
そのせいかどうかは良くわかりませんが、
安物のスノーシューを安物のゴム長靴に履いた場合、
歩いている内にスノーシューが段々に緩んで脱げてきます。
特にホームセンターなどで売っているような
¥800以下の黒いゴム長靴ですと、
グニャグニャし過ぎて、すき間ができて脱げ易い訳です。
要するに、ある程度硬さがあって
形が変わらない靴ならいいという事です。
もち論、中に雪が入りにくい方がいいですから、
登山靴みたいなのは丈が短いです。
長靴をはいてウエアーのパンツの裾がその上から
かぶされば大体大丈夫でしょう。
スパッツもかぶせればより完全です。
とにかく一番具合がいいのは、スノーボードのブーツを
はいてからスノーシューをはく事です。
ただし、スノーボードのブーツには、
アルペン用とフリースタイル用があります。
アルペン用はスキーブーツと同様に硬くて
特に歩行には向いていません。
その点、フリースタイル用は歩行し易いんです。
実際にそれをはいてみるとスノーシューに良くフィットし、
はき心地も良く、オマケに保温性もいいので
ただの長靴よりも全然いいんです。
これからスノーシューをやってみたい、という方が
いましたら、是非スノーボードのフリースタイル用の
ブーツでされるようお勧めします。
買わなくてもスキー場などで探せばレンタルもあります。
そして、レンタルはほとんどフリースタイル用しか
置いてませんから。