写真引用元=http://www.pakutaso.com/animal/dog/ 名もなき名言 子供が生まれたら、犬を与えなさい。
どなたの作かは知りませんがこの「名もなき名言」は
名言と書かれていますが余りにも乱暴・・・。
すげぇ大雑把で、もっとしっかり練り直してもらわにゃ
一般人の多くにはスンナリ受け入れられないだろうと。
子供が話し始めた時、
最高の理解者となるでしょう。
子供が歩き始めた時、
最大の友人となるでしょう。
子供が外に出た時、
最優の保護者となるでしょう。
子供が学び始めた時、
自らの死を以って命を教える
最初で最後の教師となるでしょう。
まず犬と一言で言っても色々あり、
元々が狼と同類の危険性のある猛獣のような動物です。
野良犬に下手に噛まれれば殺される場合さえ
実際にあります。
それ以外にも噛まれて狂犬病にでもなったら大変です。
だからこそ飼い主には狂犬病の予防接種に
飼い犬を連れて行くよう指導されるんですから。
又、大人しくて可愛い犬なら大変いいでしょうが、
すぐ吠えるような犬ですと、子供にとっては
非常に恐怖感があります。
そりゃ子供だって恐い事や恐い物は
本能的に避けたいと思うでしょうから。
更には衛生上も十分な注意が必要です。
その点は大人がしっかり管理しなければなりません。
「与えよ」ったって実際はほとんど大人が
えさをやったり散歩に連れて行ったり
糞の始末をしたりするんですから。
最高の理解者になるというのもどうかな。
子供がおしっこをしたいっていう時でさえ、
犬にはどうにもできないでしょ。
最高の友人ていうのも、犬によっても性格が違うので、
一概に犬ならいいとは言えません。
犬に限らなくても鳥でも猫でも山羊(ヤギ)でも
リスでも愛玩用なら種類は問わない気もしないでもなく、
子供に兄弟がいたり双子だったりしたら人もありです。
そして何より犬は余程のしっかりした訓練を
期間を掛けて行なわないと最優の保護者にはなれません。
そもそも犬の判断力は人間に劣る部分が多いし、
言葉も通じません。
自らの死を以って命を教えるったって、
子供は虫を手で裂いたり踏み潰したりして
殺したりするし。
親も子供の目の前でハエや蚊なんかすぐ殺すし。
それらも命に違いないんです。
子供も食べる肉や魚も命があったはずだし、
米も麦も野菜も生命体だったんです。
最初で最後っていうのもまったく根拠ないでしょうよ。
親も子供も先に不慮の死をとげる事もあるし、
他にも教師になる人が何人もいるかも知れないし。
とまぁ最初から最後まで欠陥だらけで、
これでは人様に読んでもらうのも時間などの無駄。
もち論、犬が嫌いとかそういう事では全然ないのですが、
とても名言とは言えそうもない気がして。
でも、1つ良いのはこうやって物議を
かもす事ができた事。
仮りに意図的であったとしても、何らかの
引っ掛かる要素があった方が先まで読んでもらい易いので
文としての価値はあり、書いた甲斐があると。
いくら書いてもごくわずかの人しか読んでくれないような
余りにも虚しいネットやブログの世界で
少しでも他人の気を引く為には、よくある手かも。
でも、そんなの書いてて金を稼ぐ事に結び付くんかい?