- 2014-4-4
- 原発
この写真、指が6本あるのわかりましたか?
その話は後でします。
さて、2014年4月2日に国連放射線影響科学委員会
(事務局はウィーン)は福島第一原発事故の健康への
影響について最終報告書を公表しました。
それによるとこの事故での明確な癌の増加は
予想していないとの事です。
新聞にはこの記事がただ普通に載っているだけですので、
「ふーん、そうなんだ。大した事なかったんだね。」
と思ってしまう国民も出てくるかも知れません。
しかし、特に中高生や大学生のような前途ある人達には
それじゃいけないっていう事を
しっかり教えておかなければなりません。
では、細かく解説します。
まず、国連放射線影響科学委員会のメンバーは誰なのか、
何人なのかなどがまったくわかりません。
一般庶民は「国連」の「科学」の委員会と聞くだけで
どうせ「偉い人」や「頭のいい人」なんだろうな、
と勝手に思い込んでしまいます。
しかも、わざと「ウィーン」なんて書いてあるので
ほとんど行く事もできない遥か遠い地です。
だから、その存在もメンバーの名前も何もかも
確認のしようもありません。
ネットで探せばある程度見れるとは言え、
その真偽を確かめに現地まで行ける人は
ほとんどいないでしょう。
しかし、「確認できない事を言う」というのは
人をだましたり洗脳したりする際の
常套手段でもあるのです。
だってどんなデタラメだったとしても
ほとんど誰も確認できないんですから。
いや、正確に言うと
何百年とか何千年も昔とか、逆にずっと未来の話だったら
「ほとんど」じゃなくて「絶対に」確認できません。
なので、そういう話を聞かされたら、まず「怪しいな」
と思わなければいけません。
特に外国っていうのが、だます側にとって好都合なんです。
(この報道が絶対にだましているという話ではありませんが
だます事が可能な状態になっています。)
次に、明確な癌の増加を予想していない理由は、当然ながら
住民がそこから逃げたから、いなくなったから
被曝量が減っただけです。
もし仮りに住み続けたら確実に癌は増えます。
多くの住民が逃げるしかなくなり
人生を滅茶苦茶にさせられた苦悩は
並み大抵の話ではありません。
それはまぎれもない重大な被害です。
そんな住めば癌にかかる地域を造ってしまった罪は
極めて重いはずです。
そして問題は癌だけではないです。
チェルノブイリ原発事故後に
発生したと思われる奇形児や奇形動物の写真が
日本ではあまり公表されませんでした。
今回の事故によっても同様の事が
起こり得る心配があります。
この動画を見れば愕然とするしかありません。
安倍晋三の自宅の部屋の壁をこの写真で埋め尽くして
やりたいもんです。
ただし、これらは自然の発生率より上回って発生したのか、
放射能の影響によると断定できているのか、というような
証明を、動画を見た人がすぐに得にくい点が惜しまれます。
できればそこを補足した動画を作って頂ければ
説得力が増すと思われます。
が、そんな物は日本だったら最初から環境庁や厚生省が
直ちに国民に公表すべきだったのです。
でも、こちらをご覧頂ければかなりわかってきます。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2468.html
こういうデータなどたくさんの情報が載っています。
こちらもどうぞ。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2207.html?utm_content=buffer90744&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer
いずれにしても、
報道には気を付けなければいけません。
そして、
原子力は絶対に廃止されなければなりません。