2014年2月中旬の大雪は観測史上最高値を各所で記録し、
関東甲信地方は大きな被害を受けました。
特に山梨県などでは幹線道路などが通行止めになるなど
交通網が何日もマヒするなどして大変でした。
環境省などは普段から地球温暖化防止対策ばかりに
偏った情報を流していますが、実際はまだこのように
いくらでも寒い日があるんです。
寒さ対策も絶対に手を抜く訳にはいかないと言う事を
これで多少は自覚してくれたらいいのですが。
ところで、大雪の降る前の年にはカマキリが卵を
高い所に産むという説があります。
工学博士の酒井与喜夫さんが長年の研究成果として
実際にそういう相関関係を調べ出し
以前から発表しているようです。
で、その理由ですが、まず、年間降水量がほぼ一定なので、
夏に少雨だと木が冬に向かって水を強く吸い上げるそうです。
そしてカマキリがそれを感知して冬の降水=降雪が多いと
判断して高い所に卵を産むらしいのです。
そんな事を調べる人がいるというのも
びっくりする話ですけれど。
実際に某所で例年は地上40cm程度の高さにしか
産んでいなかったのに大雪のあった今回は2m以上の高さに
卵を産んであったとの報告もありました。
見事に大雪を予測していた事になります。
余談ですが、カマキリの卵の中身は黄色っぽい又は
オレンジ色っぽい液体みたいになっています。
それを吸い込んでジュースかおやつの代わりに飲む人もいます。
普通はそこまでしなくても飲み物ぐらい買えばいいのですが、
もし遭難したとかどうしようもない事情がある場合などには
栄養補給に使えるかも知れないんです。