- 2014-1-30
- ウインター・スポーツ, スキー・スノーボード, スポーツ
もうやっている人からすれば常識ですが、
これからスノボーを始める人は知らないかも知れないので、
一応書いておきます。
とにかくスノボーって転ぶんです。
どんなスキーのプロでも、初めてスノボーをさせれば、
リフト1本分滑り降りて来るのに
30回くらい転びますから。
もう止まりたくても止まらないし、
曲がりたくても曲がらないので、
「あーっ、人にぶつかるーっ!」と言いながらぶつかります。
「あーっ、木にぶつかるーっ!」と言いながら
木の方に行きます。
「あーっ、そこでジャンプしたくないーっ!」って言いながら
飛ばされます。
そうすると腕も脚も腰も尻も打ちまくりますので、
痛いです。
特によく打って痛いのが尻です。
尻がいくつあっても足りない感じです。
そこで、最も必要な物が尻パッドなのであります。
これはスノーボードショップなどでちゃんと売っています。
実際は、肩から背中用とか、肘用、膝用など、
色んなプロテクターが売っていますので、
本当はそれらを全部買って身に付けておけばいい訳です。
もち論、一番重要なのはヘルメットですけど。
というのも、スノーボードの場合は急にエッジが
引っ掛かったりしてバッターンと転んで
頭を強打し易いからです。
ところが、普通に転んでも尻を強打すると
その衝撃と振動が脳みそまで届くのがわかるんですよ。
「脳の血管切れたんじゃないか?」って思います。
その点についてはこちらなどでも詳しく解説されていました。
1日滑っていればそれが1回じゃないんですから、
これはもうとにかく、尻パッドを入れてないと駄目です。
ゲレンデで見ていてもウエアーがダブダフしていると
外見からはわかりませんが、たくさん滑る人は
恐らく尻パッドなどを入れてあるはずです。
でも、もし安く済ませたいなら、
自動車用の小さい座布団みたいな物を買って来て下さい。
それを手頃な大きさにハサミで切ったりして
ウエアーのパンツの内側に入れておくだけでもいいです。
そして、
雪質が硬くなっている日などは特に痛い
ので、スノーボードをしない事ですね。
更にナイターですと気温が下がっていて
雪が氷のように硬くなっている場合が多いので、
そういう場合はやめた方がいいです。
でも、直接頭を雪面に打ち付ける事は
実際はそれ程多くある訳でもない気がします。
なので、せめて尻パッドだけでもあれば
大分安心です。
尚、スノーボードスクールでは最初は必ず安全な転倒方法を
教えてくれますが、実際に滑っていると
その通りになんていきませんからね。