既にこの機種についての文句をその7まで
書いてきましたので
もうネタが尽きたかと思っていました。
しかしまだありました。
今回のは音声が録れなかったという話です。
21世紀のデジタル機器が
こうも完璧に音声を録れないとは・・・
そういうネタです。
私はこのビデオカメラのマイク入力の穴に
このようなステレオミニプラグを差し込んで
パソコンの音声を録音する事があります。
もち論、レンズを向けた先にある何らかの映像も
同時に撮れますが。
その時に、左隣りのA/Vという穴に
モニタースピーカーかヘッドホンをつなぎ、
音声が聞こえるのをを確認しながらやっています。
そしていつも失敗なく録音も録画も
できています。
で、昨日も昼間にそれをやりました。
そして夜になってから今度はパソコンではなく
ラジカセのイヤホンジャックにつなぎ、
ラジカセの音を録音しようとしました。
レンズはラジカセの方に向け
ラジカセのスピーカーを撮影する状態にしました。
要は映像はどうでも良くて音声を録りたかったと。
ただし、ステレオミニプラグを差し込まなくても
ただラジカセを鳴らしてスピーカーから出た音を
録る方法もあります。
それですと部屋の反響なども影響して
音質としては劣ってしまいますが。
でも「それでもいいや」と思って
そういう録り方にする事もあります。
ですが昨日はラジオの内容が重要だったので
音質にこだわってしっかりした音声を
残そうと思いました。
なのでステレオミニプラグを差し込んで
ちゃんとモニタースピーカーで聞きながら
録音、録画を行なったのです。
「これで大丈夫だ」と思いました。
ところが再生したら映像だけは映っていますが
音声はまったくの無音なんです。
「何でやねん?」
「故障したか?」と思いましたが、
既にビデオカメラに保存されている別のを
再生すると普通に音声も出ました。
今回のラジカセの分だけが無音なのです。
何回やってもダメでしたが、
ステレオミニプラグをはずして録ると
スピーカーから出た音は録れていました。
せっかくいい音質で残そうとしたのに
はずしたら録れるなんて。
これには大いに落胆しましたが、
数時間後にある事に気づきました。
ラジカセがモノラルだったから?
つまり、片チャンネルの音声が
モニタースピーカー側だけに流れてしまい、
録音する回路には音声が流れなかったと。
だったらステレオラジカセでやってみなければ。
そして、やってみたら今度は音声も
片チャンネルでしたが録れていました。
なるほど・・・。
いや、
ちょと待てちょと待て。
これってやっぱおかしいんじゃねー?
だって音声がマイク入力から入ってるのに
その音声が録音する回路を通過してないっていう
事じゃないの?
完全に音声はバイパスの方を通って
モニタースピーカーに抜けて行っちゃってると。
つまりこれじゃモニターできてないじゃん。
「モニターもどき」「偽モニター」
「モニターしたつもり」「インチキモニター」か。
もっと言えば手抜き?
所詮そんな細かい所はどうでもいいと
思ってるんでしょうが。
使用する側からすれば今回の件は
怪奇現象以外の何物でもない!!
それ位に驚いた事件だったんだから。
大体において、
コードをつないでモノラルの音声を録るのなんて
思いっ切り原始的な録音方法のはず。
そんなもん遥か数十年前のテープレコーダーだって
ほとんど普通にできてた事かも。
そういう基本中の基本の動作が
できなくなってたなんて。
こうなると最後にゃこういうセリフでも出すしかないか。
パナソニックビデオカメラ部門廃止!!
と思ったんですが、翌日もう1つ気付いた事が・・・。
モノラルラジカセからモノラルのコードで
デジタルビデオカメラにつなげはいいかも。
やってみたら片チャンネルですが
音声が録れていました。
そうか、
モノラルの場合は
モノラルのコードしかダメなんだ。
「そんな事は当たり前だろ」と
音響の専門家やメーカーの技術者は
おっしゃりそうです。
でも、そうでない人間の場合は
それらに気付くのに何時間も何日も要してしまう。
気付けばまだマシで気付かずに
嫌になる人もいそう。
そんなにビデオばっかり毎日いじってないだろうし。
それにしてもこれだけは言っておきます。
ステレオミニプラグからデジタルビデオカメラに
音声が入ったのに左右のどっちにも録音されないなんて
意味わかんない。
せめて片チャンネルに録音されたっていいじやないの。
まったく無音なんてひどいじゃないか。
使用する側はそうしか思わないんだから。